職安の賢い利用術〜ハローワークと失業保険・雇用保険〜
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職安活用編 「よ〜し!ハローワークを使い倒すでぇ!」


「職安で勉強?!」


資格・コネ・学歴、、、就職にはそんなものが必要といわれたり、、、

せめて資格だけ、、、勉強だけでもしておこうかな。
でも、職安を利用したうまいやり方があるんですよ!



★職安活用編

 →ハローワーク(職安)で勉強しよう!〜職業訓練学校とは?〜


「職業訓練学校?」

どうもピンと来ませんよね(笑)。
「技術専門校」ともいったりしますが、どちらもなじみないですね。

これって、、、

『職業訓練とは、失業した人を対象に、再就職に役立つ知識や技能を、
 無料で習得させてくれる国の制度』なんです。


「そんなん大したことないんやろ?」

確かに、これって国の制度なので、どちらかというと、事務系よりも、
電気・機械・建築・土木系などの現場系の技能コースが多いんですが、
最近では、パソコンなどのIT系も増えてるんです。

※参考(公共職業訓練コース情報)


しかも、実は、この職業訓練学校、、、意外な特典がメッチャついてくるんですわ!



どんな人がオススメかっちゅうと、こんな人がオススメです!


(1)自己都合退職で給付制限中の人

「ぶっちゃけ、給付制限中なのに、職業訓練してる場合じゃないよ!」

っていいたくなるかもしれません。
でも、この職業訓練、めっちゃ特典あるんです。

それが、、、

『給付制限を課せられている人が職業訓練を開始した場合、
 受講スタートの時点でそれが解除になる』

のです!つまり、3ヶ月待たなくても、失業手当が支給されるんです!
ねっ、おいしいでしょ?

給付制限解除の上に、技能まで身につけられるんですから!



(2)給付日数が残り少なくなってきた人

「やべぇ!所定給付日数が残り少ない!」

ホント辛いですよね、、、再就職も決まりそうにないとダブルパンチ(泣)
そこで、一発逆転を狙うのが職業訓練学校の受講なんです!


先ほど書きましたが、「職業訓練を受講すると給付制限が解除される」のですが、
さらに、こんな特典もあるんです!

『雇用保険の受給資格があるうちに職業訓練をスタートすると、
 途中で給付日数が切れた場合でも、訓練終了までは給付が延長される』

のです!これまたお得!

例えば、(1)と合わせて考えると、、、

自己都合で退職して、給付制限アリの人が、本来90日しか給付がもらえないに、
すぐに職業訓練を受講すると、給付制限解除になるわ、
長期の訓練であれば、90日を越えて、失業給付ももらえるわ、、、

訓練期間中は、訓練のない日(土曜、日曜、祝日、休み)についても、
基本手当てが支給されます。
もちろん、やむを得ない理由と認められない欠席をした場合は支給されません!

さらに!!

受講手当や通所手当までもらえます!

ちなみに、受講手当とは、受給資格者が公共職業訓練等を受けた日について
支給されるスペシャルなお金なんです!

通所手当とは、通学にかかる交通費のことです!



って、まさに、いいことづくめ。


ですが、訓練延長給付には、いくつか条件があります。

@訓練開始日に支給残日数が1日以上

これは、給付日数が切れていると、いくら職業訓練を受講しても、
失業手当が一切もらえないということです。

だから、受給資格切れになる前に、受けましょうね。

A所定給付日数が180日以上ある人は、その3分の2の日数分の支給を
 受け終わるまでに訓練を開始しなければならない

(ただし給付日数が90日の場合は90日分、120日または150日の場合は120日分)

これは、受給資格切れ直前で、延長給付を狙って職業訓練を受ける人が増えたため、
できた条件です。さすがに「ずるい人は、許さない!」ようです(汗)。

給付日数が多い人は、特に注意が必要ですね。



(3)手に技術をつけて、有利に就職したいと考えている人

これはもう特にコメント無しですね。

長期コースの中には、終了すれば無試験で国家資格がもらえるものがあるので、
それこそ裏テクニック、、、裏技ですよね。



ちなみに、訓練コースは、短期コースだと2週間〜1ヶ月程度。
標準的なコースは、3ヶ月〜6ヶ月です。
さらに、長期になると、1年とか2年というのもあるんです。


ただし、大事な注意点!


【職業訓練の特典は1度だけ】

職業訓練で覚えておかなければならないのは、、、

「原則として一度職業訓練を受講すると、訓練終了から1年間は
 他のコースを受講できない」

という掟があることです。


職業訓練に頼れるのは、一度の失業につき、1回だけです。
よ〜く、考えましょうね。

あと、募集時期が春秋などに偏っている場合もあるので、
こういうのは会社を辞める前に調べておくのがいいかもしれませんね。

※参考(公共職業訓練コース情報)




★補足

公共職業訓練と似た制度で、教育訓練給付制度というのもあります。
こちらも、是非利用できるならば利用してみたいものです。

公共職業訓練と違って、金銭的には少々厳しいですが、その分、幅が広いですから。

※参考(教育訓練給付制度とは)

※参考(教育訓練給付制度[検索システム])


ちなみに、本編でも、資格のことバッチリ書いています!

コチラも参考に!※再就職活動編「資格をとろう!」



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お役立ち集

ハローワーク(公共職業安定所)



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